50代の日常

半世紀生きてるオバサン

鈍って楽になる

いやー、暑い。
ジブリアニメのような、青空が似合うからりと暑い陽気なら耐えられるが、ここ数日は曇天が続いて蒸し暑い。
そして、ジブリアニメのようなからりとした青空の夏の日なんて、実際は割とない。
いずれにしても、クーラーの部屋に逃げ込むのだけれど。

40代くらいから、季節の変化への対応能力が落ちた。多分、更年期もあったと思うし、個人差もあると思うのだが、私の場合微熱が出る。なんか怠いなと思って熱を測ると、37度ある。

30代くらいまではわりかし低体温気味で、36度3分くらいが平熱、風邪ひいた時はガーンと熱が上がる方だったので、最初の頃は、なんか悪い病気なのかも知れぬと思った。近くの大きな病院を受診したところ、37度くらいは微熱とは言いません。と、耳にピアスをいくつもぶら下げた女医さんににべもなく言われた。検査も一応してもらったがやはり何ともなかった。

しかし、怠くて食欲がなくなる。体の苦痛にストレスが溜まるのか、胃が痛くなって、春か秋のいずれかに、5年くらい毎年胃カメラ検査を受けていた。

今は大体慣れた。夏の入口、夏の終わり頃、夕方に微熱が出るようになったら無理しない。用事は夕方までに済ませる。大抵、日が暮れると嘘のように落ち着いて来るのも知っているので、それまでガマンする。対処するようになったら、胃の方も落ち着いて、検査もしなくなった。

本格的夏場、冬場になると夕方さほど熱が上がらないのは、やっぱり自律神経が季節に追いつけていないのだろうと思う。今は、季節の変わり目になるとキタキタ…と思うくらいで済ませるか、やっぱダメだ…と思ったら休む。

あとは、寝すぎと言われようが眠かったら眠れるだけ眠る。
寝溜めは良くないとか、夜眠れなくなるから昼寝はダメとかいう意見も気にしないで眠る。そういう時はいくら寝ても眠いので、ちゃんと夜も眠れる(私の場合は、だけど)。

でも、やっぱり季節が変わるたびに「これからもっと暑く(寒く)なるんだよなぁ、去年はどう過ごしていたんだろうか。今年も乗り越えられるんだろうか…」と思っちゃってますけどもね。


私は中学生くらいまでは視力が抜群に良くて、学校の集団検診で2.0までスラスラと字や◯の空きを言えて一緒に検診を受けている生徒がどよめく程だった(今は顕微鏡みたいなのを覗くやつだろうけど)けど、小心者が視力が良くても何もいい事がなかった。

向こうから歩いて来る人が知り合いだと早々に判ってしまうと、どういう顔で挨拶すれば良いのだろうと逡巡する。今話した友達がちょっとムッとしたらしくて、向こうへ行ってしまった後誰かと話していると、私の悪口を言っていないかいつまでも気にする。

単に視力の問題でもなく、いわゆる気にしぃ、なのだとは思うが、それでもパソコン時代になって視力がガタ落ちしてからは、やはり遠視気味だった頃は不必要にモノが見えて辛かったなぁ、と思った。今は逆に眼鏡がないとパソコン画面すら見えなくて不自由しているけど。

それと同じと言うつもりもないが、あまり感覚は鋭すぎない方が生きやすいような気がする。年を取って、失ったものの多さを自覚する負け犬の遠吠えかも知れないが、鈍くなってちょっと楽になり、年を取っても生きていける理由ってこれかな、と思ったりもする。